一級和裁士のいる店、日本橋 谷屋は、嘉永元年創業の老舗着物専門店です。出過ぎず、引っ込み過ぎず。をコンセプトにお客様のご要望に合わせた最適な着物のおしゃれをご提案いたします。

東京好みで定評がある日本橋の創業170周年の老舗呉服店。着物好きの女性を美しく彩る逸品をお求めやすい価格でご提供。唐織等の西陣袋帯、塩瀬や麻の染なごや帯、人間国宝、無名の一流作家作品など生涯の愛着に耐えるおしゃれで通好みの品揃えです。

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西陣織の証紙について  [2017年07月23日]

このたびは東京 日本橋の呉服屋 「谷屋」 のブログにお立ち寄りありがとうございます。

 

今日は西陣織の証紙について。

 

 

そもそも西陣織とは

京都(西陣)で生産される先染(さきぞめ)の織物の総称で、昭和51年に国の伝統工芸品に指定されています。

 

さらに西陣とは

実は西陣という行政区域はなく、京都市街の北西部、上京区や北区を中心に南は丸太町通、北は上賀茂、東は烏丸通、西は西大路通に囲まれたあたりを指します。56世紀頃に養蚕と絹織物の技術が伝わり、室町時代中頃の応仁の乱、西軍の本陣跡が西陣という名前の由来です。

 

 

呉服業界の視点で言えば、西陣織の多くは帯として商品化・認識されていますので、今回の証紙についても 「帯」 のことをご説明していきます。

 

現在、西陣織の帯には証紙が付いているものが多く、そこには機屋さんが判別できる番号が記されています。

 

機屋と織屋、同じような意味で使われますが、近年は機屋は建物、織屋は織る人のように表現されることが多く感じます。今回は機屋で統一します。

 

 

例えば、このように ↓

 

 

多くの場合、帯の裏地部分や端に縫い付けてあります。

 

上の証紙番号 37 は 「渡文(わたぶん)」 そして 964 は 「織悦(おりえつ)」 という機屋さんです。

 

(一例) 当店にある渡文さんの帯

 

(一例) 当店にある織悦さんの帯

 

この証紙は、西陣織工業組合の組合員(機屋さん)の帯に付いており、この証紙が無いから西陣織では無い、という意味ではありません。

 

組合に所属しない西陣織の機屋さんもあり、証紙は西陣織であるかどうかの一つの目安とお考えください。

 

 

ここで、業界ネタをひとつ。

 

一般の方が帯を購入する際に、この証紙を気にすることはあまり無いかも知れませんが、業者間では結構役立つのです。

 

私たち呉服屋が問屋さんから仕入れる場合、そこには色々な機屋さんの帯が山と積まれています。

その中から気に入った物を仕入れるのですが、織り方や柄などを見ても値段がわかりにくい場合、チラッと証紙を見て 「この位の値段なかぁ」 と参考にすることも。

そして価格交渉に臨んだりします。

 

これは機屋さんを値踏みしているわけではなく、それぞれの機屋さんが価格帯を絞って作っていることが多いからです。

 

 

一般の方も好みの機屋さんがわかってきたら

「この番号の機屋さん◯◯っていうんだけど、私結構好みかな

なんて、ちょっとプロっぽい!?

 

しかし

そこに力点を置かず、信用あるお店からお好きな帯をお求めください。

 

何故なら

「証紙番号◯◯の老舗◯◯織物の帯がこの価格!」

とバーゲンの目玉になって、好きか嫌いかの判断を誤ることもあるからです。

 

 

ここで説明が前後しますが、証紙での老舗かどうかの見分け方。

 

この証紙は昭和28年に始まり、当時組合に加盟していた38社を 「アイウエオ順」 で決めていきました。

 

当然1番〜38番は老舗となり、番号が若い方が創業が古いと予想されますが、創業と組合に加盟にした時期が同じとは限りません。

 

現在は2000番代まであり、廃業されると永久欠番になるため数字はドンドン増えていきます。

 

証紙はあくまでご参考程度に。

 

 

今回の証紙に限らず着物や帯でお悩みのことがありましたら、どうぞ気軽に当店までご相談ください。

 

 

※2917日にブログを引っ越しました。

以前のAmebaブログは こちら をご覧ください。

 

 

Posted at 09:30