一級和裁士のいる店、日本橋 谷屋は、嘉永元年創業の老舗着物専門店です。出過ぎず、引っ込み過ぎず。をコンセプトにお客様のご要望に合わせた最適な着物のおしゃれをご提案いたします。

東京好みで定評がある日本橋の創業170周年の老舗呉服店。着物好きの女性を美しく彩る逸品をお求めやすい価格でご提供。唐織等の西陣袋帯、塩瀬や麻の染なごや帯、人間国宝、無名の一流作家作品など生涯の愛着に耐えるおしゃれで通好みの品揃えです。

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大島紬の証紙について  [2017年07月30日]
このたびは東京 日本橋の呉服屋 「谷屋」 のブログにお立ち寄りありがとうございます。
 
今日は大島紬の証紙について。
 
 
そもそも大島紬とは
 
奄美大島では古くから絹織物が作られ、奄美に自生するテーチ木やその他の草木、泥を使った染色技法がルーツといわれる織物です。
 
当初は島民が自家用として着用していたものが、市場での取引開始から人気を博し全国に広まりました。
 
以前の大島紬は他産地の紬と同じく手紡ぎ糸(節のある糸)を用いていましたが、時代とともに変化して現在では生糸(節のない糸)で織られています。
 
そういった意味では大島紬は 「紬」 なのか? といった疑問も生まれてきます。
 
しかしここでは紬議論や細かい技法等はひとまず置いて、証紙について説明したいと思います。
 

 

一番左の 「地球印」 と呼ばれる地球儀のマークは奄美大島で作られた大島紬です。

 

次に真ん中の 「旗印」 と呼ばれる日本の国旗のマークは鹿児島市内で作られた大島紬。

 

この二つの産地が現在流通している大島紬の多くを占めています。

 

一番右の 「鶴印」 は宮崎県都城市で作られた大島紬です。近年織元が少なくなり、この証紙はあまり見かけなくなった印象です。

 

商品としての特徴は…

奄美大島は泥染め、鹿児島市内は白大島(白地に絣柄)、都城は草木染め(泥や白でなく中間色の色合い)が代表的でしょう。

 

この他にも証紙はいくつかあり、泥染めの証紙や草木染めの証紙、さらには東京の村山大島や越後の大島など他産地の証紙などもあります。

 

また 「製造工程が組合の考えと異なる」 ため証紙が付かない、という大島紬もあります。

 

前回の西陣織のブログでもお伝えしましたが、証紙に力点を置かず信用あるお店からお好きな大島紬をお求めになることをオススメいたします。

 

証紙はあくまでご参考程度に。

 

今回の証紙に限らず着物や帯でお悩みのことがありましたら、どうぞ気軽に当店までご相談ください。

 

※2917日にブログを引っ越しました。

以前のAmebaブログは こちら をご覧ください。

 

 

Posted at 09:30