一級和裁士のいる店、日本橋 谷屋は、嘉永元年創業の老舗着物専門店です。出過ぎず、引っ込み過ぎず。をコンセプトにお客様のご要望に合わせた最適な着物のおしゃれをご提案いたします。

東京好みで定評がある日本橋の創業170周年の老舗呉服店。着物好きの女性を美しく彩る逸品をお求めやすい価格でご提供。唐織等の西陣袋帯、塩瀬や麻の染なごや帯、人間国宝、無名の一流作家作品など生涯の愛着に耐えるおしゃれで通好みの品揃えです。

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結城紬の証紙について  [2017年08月13日]

このたびは東京 日本橋の呉服屋 「谷屋」 のブログにお立ち寄りありがとうございます。

 

今日は、結城紬の証紙について。

 

結城紬といえば、お着物好きの方、特に紬好きの方にとってはあこがれにも近い商品かも知れませんね。

しかし、素材や作る工程によって当然品質は変わってきます。

その目安として証紙が付いていますので、ここでご説明いたします。

 

また詳しく説明し過ぎると難しくなりますので、大まかで目に付きやすいところのみといたします。

 

 

まずは下の写真をご覧ください。

 

 

 

目に付きやすいところは、この 「結」 と 「紬」 マークの違い。

 

1. 写真左 「結」 マーク

 

この証紙が付いている商品は 「本場結城紬」 と呼ばれるもので、技法が国の重要無形文化財に指定されています。

指定の要件は 「糸つむぎ」 「絣くびり」 「地機織り」 の3つです。

一時期 「商品が文化財です」 と誤解されて販売されるケースもありましたが、あくまで技法が重要無形文化財です。

本場結城紬卸商協同組合の登録商標です。

 

 

2. 写真右 「紬」 マーク

 

この証紙が付いている商品は 「結城紬」 「石下紬」 「いしげ結城紬」 などと呼ばれます。

単に結城紬というと、広い意味では 「本場結城紬」 を含みますが、これと区分するために茨城県結城郡織物協同組合の組合員によって生産されたものにこの証紙が付きます。

常総市(旧 結城郡石下町)周辺で生産されていたので 「いしげ」 という名称も残っています。

本場結城紬と異なり原料は手つむぎ糸ではありませんが、真綿からつむぐ糸を使用するため本場に近い風合いを味わうことができます。

 

 

この2つの証紙の商品は工程の違いから価格もかなり開きがあり、当然ですが本場結城紬の方が高価なことが多いでしょう。

 

 

さらに本場結城紬(結マーク)では、下の写真のような証紙の違いもあります。

 

 

 

3. 写真左 「地機」

 

これはどのような機(はた)で織られたか、という意味でグリーン系の証紙は 「地機」 です。

 

 

4. 写真右 「高機」

 

「高機」の場合はオレンジ系の証紙です。

 

こちらも価格には手間が反映され、地機の方が高価なことが多いでしょう。

 

 

代表的な結城紬の証紙の違い、何となくおわかりいただけましたでしょうか?

結城紬の証紙はこのほかにもたくさんありますが、ここをご理解いただけましたら商品選びの目安にはなると思います。

 

 

しかし前回までのブログ、西陣織や大島紬、国産の絹の証紙についてでもお伝えしましたが、証紙に力点を置かず、信用あるお店からお好きな着物や帯をお求めになることをオススメいたします。

 

証紙はあくまでご参考程度に。

 

今回の証紙に限らず着物や帯でお悩みのことがありましたら、どうぞ気軽に当店までご相談ください。

 

 

2917日にブログを引っ越しました。以前のAmebaブログは こちら ご覧ください。

Posted at 09:30