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「絽刺し」 帯留が入荷しました
[2018年02月05日]
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絽の生地の目をタテに拾って縫ってゆく「絽刺し(ろざし)」。
技術の発祥は定かではありませんが、中国の清朝時代の女性の宮廷服に使用されていたものが現存しており、18世紀ころには日本でも製作されていたようです。
明治から大正にかけては、絽刺しをあしらった帯が婚礼のお支度に入ることはステイタスとされ、特に珍重されました。
伝えによると、公家達の手すさびとして作られていたところから、古くは 「公家絽刺し」 とも呼ばれていました。
しかし今ではほとんど目にすることはなくなってしまいました。
この珍しい技法、絽刺しの帯留が入荷しました。
「絽」 というと夏のイメージですが、生地のすべてを色糸で埋め尽くしてしまいますので、絽刺しは夏物ではありません。
季節関係なくお使いいただけます。
ぜひお手にとってご覧くださいませ。
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