一級和裁士のいる店、日本橋 谷屋は、嘉永元年創業の老舗着物専門店です。出過ぎず、引っ込み過ぎず。をコンセプトにお客様のご要望に合わせた最適な着物のおしゃれをご提案いたします。

東京好みで定評がある日本橋の創業171年の老舗呉服店。着物好きの女性を美しく彩る逸品をお求めやすい価格でご提供。唐織等の西陣袋帯、塩瀬や麻の染なごや帯、人間国宝、無名の一流作家作品など生涯の愛着に耐えるおしゃれで通好みの品揃えです。

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名古屋帯について(4)

[2018年03月02日]
 
 
日本橋 谷屋では 「着物姿の重要なポイントは帯」 と考えております。
 
また近年、帯についてのご質問が多いことなどから、帯に関する情報を増やしていきたいと思います。
 
 
前回は名古屋帯の種類やTPOについて(帯芯を入れないタイプ)お伝えしましたが、今回はその中でも 「フォーマルで使える」 帯について。
 
 
名古屋帯の種類とTPOについて(帯芯を入れないタイプ・フォーマル向き)
 
帯芯を入れないタイプの名古屋帯は、一般的にカジュアル向きのものが多いのですが、なかにはフォーマルに使えるものもあります。
 
 
それは「綴織(つづれおり)」と呼ばれる技法のものです。
 
この綴織の起源は古く、紀元前15世紀の古代エジプトまでさかのぼります。
 
手の込んだものは、爪をギザギザにして織る 「爪掻き(つめかき)」 と呼ばれるもので、帯の表面に小さな穴が開いています。(上の写真左)
 
これは、横糸が帯の端から端まで貫かず、柄の必要なところのみ往復することからできるものです。
 
 
この綴織の場合、お太鼓が一重の名古屋帯ですが、フォーマルにもお使いいただけます。
 
柄にもよりますが、本来は留袖まで締めて良いとされていましたが、ご存知の方が少なくなり 「それ名古屋帯だからカジュアル向きよね」 と言われてしまうこともあるようです。
 
そのあたりを加味しますと、訪問着や色無地に合わせるのが無難かも知れませんね。
 
 
また、写真右のように表面に穴は開いていませんが「織成(しょくせい)」と呼ばれる綴織の一種もあります。
 
こちらはフォーマル向きというよりは、お茶席向きのイメージです。
 
もちろんお茶席以外でも良いのですが、柄の少なめ訪問着や色無地、お召し、場合によっては小紋や紬にもOKです。
 
 
前回の名古屋帯の種類とTPOについて(帯芯を入れないタイプ)は こちらも ご覧ください。
 
 
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当店の 「こだわりの帯コレクション」 は こちらも ご覧ください。